最近、カメラを持って写真を撮っていない。仕事で忙しいというのも理由のひとつであるが、そんなのはただの言い訳で、写真に対する情熱が薄れてしまったのかと不安になっている。それでいて新しいカメラが出ないかと気になったり、レンズが欲しくなったりしているという体たらく。
どうやら写真を撮りたいという情熱と、カメラ・レンズに対する物欲が、同一線上にあるような錯覚に陥っているようだ。私は単に新しいカメラに翻弄されたり、レンズの沼に嵌まりたいわけではない。ただただ無心で写真を撮りたい!その一点であるべきなのだ!!
と、そんなこんなでなんだか熱くなっているが、今回はカメラ撮影のスランプに陥ったときの脱出方法を模索したい。ぱっと思いつくのはこんなところだろうか。
- 今までの写真を見かえしてみる。
- 撮るだけでなく、他者の写真を見てみる。
- カメラから距離を置いて写真のない生活をする。
- レンズの焦点距離をしばって、単一のレンズのみで撮影に挑む。
- カメラ雑誌、本などを読み撮影テクニックを磨く。
- 仲間・友達を誘ってイベントや撮影会に行く。
- カメラブログを更新して、スランプの脱出方法を考える。
- 新しいカメラやレンズを買う。
1.今までの写真を見かえしてみる
まさにセルフ温故知新というものである。これにより当初の情熱のよりどころ、写真の方向性を再確認し、写欲とモチベーションの再獲得を狙うというものだ。
2.撮るだけでなく、他者の写真を見てみる
写真家でも、素人のものでもよいので他者の写真を見て、学ぶことは多々ある筈だ。そんなに堅苦しく考えなくても、ただ巧い写真、上手い写真をみるだけでよい刺激にはなる。
3.カメラから距離を置いて写真のない生活をする
No Photo No Lifeでありたいが、出かけたり旅行に行くのだって、写真を撮るのが第一の目的であることは、本来は既に本末転倒である筈なのだ。防湿庫に閉じ込めたカメラに向かって「べ、別にあんたのために出かけるんじゃないんだからね!」と、ツンデレ発言をするのだ。周りに誰もいないことを確認してから。
4.レンズの焦点距離をしばって、単一のレンズのみで撮影に挑む
これはプロのカメラ仲間から教わった手法である。レンズが増えるほどに、たくさん持って行ってしまい、結局どんな写真が撮りたいのか、自分でもわからなくなってしまうという状況を回避するのだ。画角を限定することで主体が明確になることもあるのだ。
5.カメラ雑誌、本などを読み撮影テクニックを磨く
今さらながら知識は大切である。知識を仕入れて、実行することで血となり肉となり、やがて知恵となる。基本となるカメラを使いこなすこと、構造を理解することで土台が固まり、さまざまなセンスを磨くことにもつながる。そんな情報強者に私はなりたい。
6.カメラ仲間・友達を誘ってイベントや撮影会に行く
共通の趣味を持つ者同士であれば、ひとりで撮っているよりも、より多角的に物事を見られるようになる。仲間や友達と共に行くということは、撮影をする動機づけとしては強力であり効果的なのだ。
7.カメラブログを更新して、スランプの脱出方法を考える
こんな感じで書いてみよう。マイナス感情というのは意外と共感を呼びやすいものだ。似たような考えの者同士で、問題解決の糸口が見つかるかも知れない。
8.新しいカメラやレンズを買う
やや邪道ではあるが、新しいカメラを買えば、絶対に新しい写真が撮りたくなるだろう。それだけは間違いない。新しいレンズを買っても同じことだ。新しい世界が撮りたい。自分自身も新しくなったと感じるだろう。新しいぞ私は!
以上である。
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