理屈を超えた世界を描くCanon EF50mm f1.2L USMを買った

本日、以前より気になっていたレンズのひとつである「Canon EF50mm f1.2L USM」を買った。不惑である四十歳になった自分への誕生日プレゼントという名目である。このレンズ、発売日は2006年なので10年以上が経過しているので、非常に今更感があるのも否めないのだが、やはり欲しいものは欲しいときに買っておいたほうがいいということで、イヤッホー(IYH)してしまったのだった。

カメラ仲間からはクソレンズと揶揄され、また別のカメラ仲間からはクソレンズだからいいんですよと唆され基、薦められ、優柔不断な私としては買うのに相当、躊躇した。対抗機種であるシグマの優秀なレンズもあるようだが、語弊を恐れずにいうならきわめて主観的に私はシグマの死んだ世界のような鮮やかさのない絵作りが好きではないので候補としては除外されていた。Otusなどを買う金銭的余裕もないのでそちらも外れていた。というかf1.4に興味ない、どうせならf1.2だろう。f1.0は行き過ぎなのでおいておいて。。

買った瞬間に後継機が発表されるというマーフィの法則のようなものが一番の懸念事項であったが、おそらくEF50mm f1.2L USM Ⅱとなると、f1.2でもパキパキに解像する5000万画素世代に対応した非常に味わいの薄れた優等生レンズになる可能性もあり、またそれでも魅力的だとしても現行のデブとの使い分けもできるしいいだろうということで、納得させた上でのこの時期の購入である。一般的にはEF85mm f1.2LⅡを買う人が多そうだし、私も好きなのだが、如何せん重すぎるし、AFがじゃじゃ馬だし、70-200の望遠レンズと画角が重複するので、とりま50mm狙いとなった。

いつもはヨドバシカメラで買うところだが、どこの店舗にも在庫がないようなので、新宿のマップカメラにて購入した。新品で税込14万1550円。レンズフィルターはKenko ZXで税込み7,180円。もう40歳になったので一切値切り交渉もせず買ってみた。価格.comの最安値136,780円と比べても大差なかったしね。多分、相当安くなってる時期でも13万円切ってるくらいだったと思う。「買ってしまえば値段は関係ない」というスタンスでの買い物は楽しい。

店頭で「ここで装備していくかい?」と店員に促されるまでもなく、早速、レンズを装備していった。新宿界隈を歌舞伎町中心に散策し、適当に街撮りスナップ。カメラはEOS5Dmk3にて撮影。全て加工無しのjpg撮って出しで、画像サイズを縮小したものである。まだまだ全然使いこなせてないので、うまくボケが出るように修行したい。

感想としてはやはりボケ具合は秀逸であるというのが使いこなせてない段階でもふつふつと感じることができた。またやはり明るいレンズということで露出過多になることもあったが、その辺は慣れてくれば大丈夫だろう。あまりメリットとして考慮していなかったが、f1.2だとシャッタースピードが稼げるのが大きい。ノーファインダーの練習もしていたのだが、それでも手ぶれ補正はないが、被写体ブレ自体があまり気にならない気がした。そしてもうひとつの懸念事項として「ずっと50mmで撮るのってストレスじゃないか?」というのがあったが、不思議と50mm縛りで撮っていても苦にならなかった。むしろ単焦点という画角の縛りがあることでいろいろと足で調整しようとしたりする手間が愉しい。

さすがに遠征するときに50mm一本ではつらいと思うが、しばらくはこの50mmf1.2と16-35f2.8、そして必要な時に70-200f2.8の三本態勢としたい。そのためにマンフロットのバックパック「PL マルチプロ120 バックパック SKU MB PL-MTP-120」も新調してしまった。

兎にも角にも、このレンズを10年間は使い続けて、10年後に50歳になったときに新型が出ていたら買い替えるかどうかはその時に検討することにしよう。現行のレンズなのにオールドレンズを手にした時のような満足感も同時に得られる稀有なレンズである。使い込めば使い込むほど真価を発揮できそうで、解像度のキレキレな最新型のレンズを手にした時とは別の意味で、ひさびさにワクワクとしてきた。

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