【調べてみた】天の川写真を撮るために赤道儀が欲しいが色々ありすぎてよくわからない件

(C)Kenko Tokina

以前から漠然とではあるが「赤道儀が欲しい」と思いながらも、なんだかよく分からない沼の世界に嵌ってしまいそうで躊躇している。星空の写真なら別に赤道儀がなくても撮れるではないか。フルサイズのデジタル一眼レフで、少し明るめのf2.8くらいのレンズで、三脚を使い、ISO1600~3200程度に設定し、20~30秒ほどのシャッタースピードで、星空はなんとなく撮れる。

ただ私はまだ天の川の写真というものを撮ったことがない。天の川の写真となると、なんとなく赤道儀を使った方がいいんじゃないかと素人考えではあるが、思うのである。

赤道儀がそもそもなんの為に必要なのか。それは地球の自転に合わせてカメラを動かし、長時間のシャッタースピードで露光しても、星が線とならないようにするためである。星が流れても、北極星を中心に円を描くように綺麗ならいいと思うが、そういう写真を撮るには露光しすぎないように、インターバル撮影で断続的にバルブ撮影をしなくてはならないようだ。

せっかく撮った星空写真が中途半端に数ミリくらいに線になるのはやはりいやだ。望遠レンズになるほど、シャッタースピードが短くても星が伸びてしまうので、やはり赤道儀が必要になってくるのだ。

赤道儀があれば、ISO感度を落として、シャッタースピードをバルブにしても、星が点となる撮影ができそうなのが、私が赤道儀が欲しい理由である。また感度を上げて、より多くの星を天の川を含めてとらえることができるかも知れない。まるで宇宙の中に吸い込まれたような星空の写真をネットで散見するたびに、いつかはこんな写真を撮ってみたいと思っていたのである。

とは言え――

赤道儀と一言で言っても、ピンからキリまである。ポータブル赤道儀(略してポタ赤)と呼ばれる簡素で安価なものから、数十万する本格的なものまであるようだ。ポタ赤は積載重量に注意したい。3キロくらいまでだと、フルサイズ一眼レフ+70-200級の望遠レンズだと、若干無理があるようだから、できれば数万クラスのそれなりな赤道儀で、5キロ程度の積載重量があるのが私的には望ましい。

メーカー・機種がわりと多岐に渡っているので、赤道儀初心者の私には難しい世界だ。

主な有名メーカーは以下になる。

株式会社ビクセン/Vixen

天体望遠鏡を扱っているメーカー。日本のメーカー。国内メーカーなので保証とかは安心。ポラリエが有名であるが、搭載可能重量は約2kgとなっているので、望遠レンズなどはつらいだろう。望遠レンズの場合は、安定性も必要になるから特に、余裕のあるものを選びたい。広角レンズ(EF1635f2.8Ⅲ 790g)と一眼レフ(EOS5D3 950g)であれば計1740gだから、なんとか大丈夫な計算にはなる。

他にもSX2赤道儀、SXD2赤道儀、SXP赤道儀、AXD赤道儀、星野赤道儀であるAP星空雲台などがあるが、いまいちよく分からない。APシリーズのモジュールを色々と組み合わせて赤道儀にするのだろうか。10万程度で構成できそうなら興味がある。

ケンコー

カメラを趣味にする人間なら知っているメーカーなのでなんとなく安心感がある。ただし製品自体はスカイウォッチャー製のOEMのようだ。赤道儀はスカイメモシリーズが有名なようだ。スカイメモSとスカイメモTがあり、スカイメモSが搭載可能重量5キロまで。スカイメモTが新シリーズの軽量版で、3キロまでとなっている。

スカイメモSを導入した場合、スカイメモS用微動雲台も必要になるかもしれないと考えると、約5万円弱になる。また台座のビスの大きさが(W3/8)となっているので、ビス径の変換アタッチメントの有無や、三脚が対応しているかの確認も必要だ。

タカハシ

日本のメーカー。星空撮影のガチ勢が使いそうな高価なものなので、初心者には無理そうだ。たとえば「EM-200FG-Temma2Z」というものは実売で46万円くらいする。そっと閉じておこう。。

スカイウォッチャー

かなり本格的にみえる赤道儀なのだが、比較的安価である。下記の二機種が、ぎりぎり初心者でも導入できそうな価格帯ではあるが、どちらもかなりの重量があるようなので注意したい。

EQ3 GOTOは搭載重量最大5.5kg。税込定価107,730円。

EQ5 GOTOは搭載重量最大9kg。税込定価121,230円。

この二つの赤道儀には極軸望遠鏡と自動導入機能というものが搭載されているのが大きな強みのようだ。

CELESTRON(セレストロン)

よくわからないがドイツ式赤道儀と呼ばれるものようだ。ADVANCED-VX赤道儀は実売で10万円を切っているので、初心者でも検討の価値はあるのではないだろうか。ただこちらもスカイウォッチャーと同様にかなりの重量がある。発送重量26kgとなっているので、セメント袋一体分くらいの重さである。それでもコンピュータ制御型の自動導入とか書かれていると惹かれるものがある。

ユニテック株式会社

ポタ赤にしてはかなり本格的な感じだ。搭載可能重量もSWAT-200で5kgまで。SWAT-350だと15kgとなっている。どちらもそれなりな値段がする。SWAT-200で9万弱、SWAT-350で13万弱である。色々と一式としてそろえると20万円コースになりそうだ。高いだけあってケンコーやスカイウォッチャーなどとくらべると写真越しにも作りの良さが伝わってくる。以下、購入レビューブログのリンク。

以上、まだ他にもあるかも知れないが、デジタル一眼レフでの使用を想定できる機種で、10万円前後かそれ以内で買えそうな機種を主に紹介した。ポータブルか本格的なのかのどちらかの二択になるが、10万円程度の赤道儀でもそれなりに本格的になってしまうので、初心者の私としてはポータブルから始めるのが良さそうな気がする。

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