先日の新宿御苑の撮影会以降、なんだか花の写真が撮りたい熱が高まり、ふと思い立って祝日11/3(金)に妻と二人で町田ダリア園に行ってきた。車でわりとすぐのところにあるのだが、今回来るのは初めてであった。500品種4000株のダリアの丘が広がっているとのこと。天気のよい日でもあったので、着くやいなやまるでメルヘンのような異世界が広がっていた。
今回の撮影機材はカメラ本体がEOS R5にレンズはRF50mm F1.2L USMとEF50mm F1.2L USMの2本の単焦点をメインに撮影をした。開放主義者なので基本的にf値はf1.2としてND4フィルターを使用しての撮影となった。予備でSIGMA DP3 merrillを持参。妻はDP1 merrillを使う予定だ。
まず到着してからはすぐにカメラを構えずに二人で園内を一通りめぐってみた。カメラを構えると夢中になってしまうので、心に余裕を持って自分の眼で花自体を愉しむためでもある。そして丘の上まで到着してからようやく撮影タイムである。花壇の配置から逆光と順光が交互になるので、なかなか撮影は難しいところだが、それがまた楽しくもある。
まずはEOS R5 + RF50mm F1.2L USMの写真。
さすがにフォーカスが合った部分の解像度はとても高い。と、同時に被写界深度は浅くボケも当然かなりあるのだが、それでいて失敗のない優等生的な写真が撮れる安心感がある。もうこのレンズ一本あればいいような気さえしてくる。
続いてEOS R5 + EF50mm F1.2L USMの写真。
さすがある意味オールドレンズである。フォーカスが合った部分も決してはっきりとは解像せずに、まるでソフトフォーカスフィルターのように柔らかくボケる感じにはうっとりする。そこにEF50mmにしか表現できない世界観があるのだ。僕がRF50mmを手に入れてもまだこのレンズを手放さない理由である。
そして妻がDP1 merrillで撮った写真を拝借。
陽光で見えづらい液晶モニターと格闘しながら撮影していた。DP1の画角(28mm相当)で花を撮影するのは難しいと思っていたが、かなり良く撮れていたので驚きであった。FOVEONの解像度もさることながら、色合いも良い感じである。しかし如何せん赤系統には独特の癖があるので、潰れたり蛍光色っぽくなったりもするので、ある程度のRAWデータサルベージは必要と感じた。
そして最後はスマホでの撮影となったが、二人してスマホってすごいねという結論に至ったのであった。なんだかんだで熱中して撮影してしまい12時から16時までの撮影会となったのであった。妻も楽しんでくれたようなので何よりだ。できればまた来年も来てみたいものである。
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