たとえ男であれ、女であれ、ふと
「女子力の高い写真を撮りたい!」
などと思うことがあるはずだ。私もそのひとりである。私の周りに非常に女子力の高い写真を撮る友人がいるが、写真を見せてもらう度に「(うわっ!やられた。。)女子力たけー」と思わずうなってしまう。そんなこんなで触発されて、以前から撮りたいと思うようになったわけだ。
今回は(続)となる。成長したかどうかは不明だ。女子力の高い写真とは、一概には定義できないが、できる限りローアングルから、露出過多気味な感じで、できればクロスプロセスっぽく撮るというのが私の偏見もといイメージである。つまりこんな感じだ。
花などを適当にローアングルで、露出を上げてみるだけで、簡単に撮れるではないか。別に女子を馬鹿にしているわけではないので悪しからず。ただ私は生憎、男子なのでどうしても男子力が現れてしまうようだ。つまりこんな感じだ。
アイキャッチのフレーズを借りるならば
「男子力だけ 男って上手に 隠せない」
と云ったところだろうか。ピントがばっちり合ってしまい、露出も適正になってしまい、構図もそれなりにまとまってしまっている。一見するといいことずくめだが、女子力の高い写真は、そんな論理的な構成を超越しなくてはならないのだ!「男は言葉と繋がるが、女は宇宙と繋がっている」というのが私が尊敬する谷川俊太郎氏に以前、会ったときに聞いた言葉である。
しかしこのようにピントや構図がそれなりでも、なんとなく女子力の高い写真は撮れるようだ。
敢えて逆光で撮ってみる。女子力の高い写真を撮るためには、新しい領域にも進まなくてはならない。
もう女子とか男子とか関係ない気がしてきたけど、諦めない。
こういうのは女子力が高い写真に見えるが、男子も撮るものだろう。
なんだかわからないけど好きだ。
これはなかなか女子力が高いと自負している。
力まずに、なんでもない感じの方が好いのかも知れない。
よくわからなくなってきてハローキティの力にすがるという体たらく。
まだまだ修行が足りぬようだが、泣き言は申さない。女子力の高い写真はやはり、女子が撮るからこそなのかも知れない。それでも新しい方向性としては模索して行きたいものだ。
私が女子力が高い写真で思い出す写真家は、川内倫子氏である。露出過多な写真で賛否両論あるだろうが、組写真を超えたストーリー性のある写真構成も好ましい。
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