無性に何かの物撮りがしたいということで、探していた際に見つけたものだ。ビスマス人工結晶というなにやら手のひらに収まる奇跡のような構造、色彩の石である。
これを人工的に結晶にしたものが、デザインフェスタで売られていて気になっていたのだ。そんな去年の9月に秋葉原はUDXにてミネラルショーなる鉱石展示即売会が催されていると知り、いてもたってもいられずに見に行き、手にして、気がつけば買っていたというものだ。
購入したのは石華工匠というところだ。いろいろな形のビスマス人工結晶が売られていた。値段も3000円程度からと意外とリーズナブルだ。
まずは物撮りということでEF24-70mm F4L IS USMのマクロモードにて撮影する。f値はいろいろ試したがどうやらf11ぐらいがちょうどいいようだ。
彩度も露出もなにも補正していないが、とても美しい。下面がやや色づいているのはLEDライトによるものだ。
正面からの構図。迷路のように入り組んだ構造が素晴らしい。人工物とはいえ結晶としては自然のものだ。
もっと綺麗に見せたいということで、より絞りf22までにした。彩度を30%ほど加工した。
こちらは露出をやや上げた。色合いがよりわかる。
最後に7枚ブラケット撮影にてHDR合成。やややりすぎな感が否めない。
そんなこんなで夢中になってしまった。物撮りの被写体として、鉱石は楽しい。石沼に嵌まって数が増えなければ場所もとらないし、撮り方によって様々な表情を見せるから、何度も撮ってもいいだろう。今年も9月頃に秋葉原でミネラルショーがあるようなので、また足を運ぼうと思っている。
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