キヤノンの一眼レフカメラのラインナップが、最近なんとなく豊富になってきたので、私なりに整理してみる。
私が今、漠然と欲しいと思っているカメラは1DXⅡと5DsRと7DⅡの三機種である。
(※欲しいものが三つあると人は途端に買わなくなるというマーフィだかなんだかの偉い人の法則に自らを陥れることで、買わないでおく、という物欲消去法である)
EOS-1D X Mark II
今度、新しく発売されるプロフェッショナルモデルである。最高連続撮影速度が14コマ/秒と飛び抜けている。AF性能が7DⅡと比べてどれほどまでに違うのかは是非、体感したいところである。重量が1530gもあり、通常の街撮りなどに於いては甚だオーバースペックである。
EOS 5D Mark III
現在、私が使っているモデルである。可もなく不可もなくオールマイティに熟してくれる有能な相棒だ。そろそろMarkⅣの噂もあるが、現在のⅢユーザーである私は、少しくらい画素が上がったり、連射枚数が9枚/秒になったりしたくらいでは相棒を裏切る基、買いかえる動機付けとしては極めて弱い。
EOS 5Ds
5Dの正当後継者とも囁かれている5060万画素の高画素モデル。あまり目立たないが5DsシリーズはデュアルDIGIC6である。トリミング前提ではないが、トリミングを邪道と考える向きには向かないカメラかも知れない。世界の全てを写し撮れるような気がしてきそうだ。極めて高性能な広角のレンズなども揃えたくなってきそうだ。
EOS 5Ds R
5Ds Rのローパスフィルターレス仕様と思いきや、ローパスフィルター効果キャンセルモデルという中途半端な仕様のモデルである。NikonのD810とは違う。これが真のローパスフィルターレス機であれば、私は1DXⅡや7DⅡを差し置いて欲しいカメラだと思っていたことだろう。
EOS 6D
軽量なフルサイズ機。戦略的モデル。高感度耐性は良好のようだが、将来的に最高連続撮影速度4.5コマ/秒、測距点11点、シャッタースピード1/4000に不満が出てくる可能性もあるのでよく吟味すること。それにしても軽さが60Dや70D系と同程度なのはその性能低下をペイできるくらいのアドバンテージではある。そろそろ6DⅡの噂も出てきそうだ。
EOS 7D Mark II
ここからAPS-C機となる。こちらは最上位機種。オートフォーカスの補足力は抜きんでているようだ。鳥、飛行機、電車、スポーツその他、望遠レンズを使って動体を撮るにはこのカメラと考えてよいだろう。
EOS 70D
重さもちょうどよく、APS-Cのちょっと贅沢なモデル。初めてカメラを買うならこのくらいから買いたいものである。バリアングルなのもポイントが高い。はじめは何も不満はないと思うが、ゆくゆくはフルサイズへの誘惑には絶えずさらされるようにはなる覚悟を。
EOS 8000D
エントリーモデルではあるが、なんとなく安っぽさがないそつなく熟している感じがよい。さらに上のモデルを買ってもサブ機として重宝しそうだ。
EOS Kiss X8i・X7i・X7
iシリーズは軽くてバリアングル。X7は軽い方向だけに特化している。どちらも、THEエントリーといった感じだが小さくてかわいい。かわいいは正義だ。X8は出るのだろうか。
といった感じで、現在のキヤノンの現行機・正式発表機を含めて簡単に雑感を書いてみた。現実的に私が買いたくて、買えそうなモデルといえばそろそろ安くなってきてロットも安定してきてそうなEOS 7D Mark IIくらいである。
望遠レンズつけて野鳥が撮りたい!
※タイトルロゴはこちらで作成した。
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