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【町田ダリア園】EOS R5で新旧レンズ(EF50mmf1.2 & RF50mmf1.2)撮り比べ & merrill撮影≪FOVEON≫

植物
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※2025年12月9日 編集・校正

先日の新宿御苑での撮影会以来、花の写真が撮りたいという気持ちが高まり、ふと思い立って11月3日に妻と二人で町田ダリア園に出かけてきた。車で比較的すぐのところにあるのだが、訪れるのは今回が初めてである。園内には500品種、4000株ものダリアが咲き誇る丘が広がっているとのこと。幸い天気のよい日でもあったので、到着するやいなやまるでメルヘンの世界のような異空間が広がっていた。

今回の撮影機材はカメラ本体がEOS R5で、レンズはRF50mm F1.2L USMEF50mm F1.2L USMの2本の単焦点をメインに使用した。開放主義者なので基本的にf値はf1.2としてND4フィルターを使用しての撮影を行った。予備としてSIGMA DP3 merrillを持参。妻はDP1 merrillを使う予定だ。

まず到着してからはすぐにカメラを構えずに二人で園内を一通り巡った。カメラを構えると夢中になってしまうので、心に余裕を持って自分の眼で花自体を愉しむ時間を優先した。そして丘の上まで到着してからようやく撮影タイムである。花壇の配置から逆光と順光が交互になるので、なかなか撮影は難しいところだが、それがまた楽しくもある。

まずはEOS R5 + RF50mm F1.2L USMの写真。

さすがに最新レンズだけあってフォーカスが合った部分の解像度は非常に高い。同時に被写界深度は浅く、ボケも当然かなり大きく出るのだが、それでいて失敗のない優等生的な写真が撮れる安心感がある。もうこの一本のレンズさえあれば十分な気さえしてくる。

続いてEOS R5 + EF50mm F1.2L USMの写真。

良くも悪くもオールドレンズである。フォーカスが合った部分も決してはっきりとは解像せずに、まるでソフトフォーカスフィルターのように柔らかくボケる感じにはうっとりする魅力がある。そこにEF50mmにしか表現できない世界観が存在する。僕がRF50mmを手に入れてもなおこのレンズを手放さない理由である。

そして妻がDP1 merrillで撮った写真を拝借。

陽光で見えづらい液晶モニターと格闘しながら撮影していた。DP1の画角(28mm相当)で花を撮影するのは難しいと思っていたが、かなり良く撮れていたので驚きであった。FOVEONの解像度もさることながら、色合いも良い感じである。ただ如何せん赤系統には独特の癖があり、潰れたり蛍光色っぽくなったりもするため、ある程度のRAWデータサルベージは必要と感じた。

そして最後はスマホでの撮影となったが、二人して「スマホってすごいね」との結論に至った。なんだかんだで熱中して撮影してしまい12時から16時までの撮影会となった。妻も楽しんでくれたようなので何よりだ。できればまた来年も二人で訪れたいと思う。

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